社会人になってからの恋愛は色々と考えた
2017/08/10
私が社会人になってから好きになった人に関しては、結構今までに考えたことのないことを考えました。私はおそらく一般社会的に変わっていると思います。結婚を必ずしもしたいとは思いませんし、子どもは産みたくありません。
だからこそ、好きな相手のことを考えて悩んでいました。
もし付き合ったとしても、将来子どもは産みたくないなんていって嫌われたらどうしよう、そんな話なんて先の話だから今はしなくても良いかもしれないけど、いづれ言わなきゃならないのなら相手をだましていることにならないだろうか、この罪悪感はどうしたらいいのだろう、そんなことをたくさん考えました。
ところが、結婚というシステムに関しては、目から鱗の格言を聞いてそうか！と思ったことがありました。とある人が、「結婚をするのは、一人だと生きていくモチベーションを保つことが難しいから」と言っていて、なるほどなと思ったのです。
今まで、人間も動物だから、自分の子孫を残すために結婚をするのだ、それが本能なのだと解釈していました。ところが、この人の言葉を聞いてからは考え方が変わりました。
結婚はしたいなと思うようになったのです。ただ何事にも柔軟である人が良いと思いました。
私は社会が当たり前だとしていることに疑問を持つことが多いようです。女性が苗字を変えることを前提とされた決まり事を見ると違和感を覚えますし、結婚の仕組みも、事実婚でも籍を入れても別居婚でも、それぞれのカップルのあり方があっていいように思います。
私は好きな人にこの柔軟性があったらなと密かに思っていましたが、それは押しつけになるだろうかとまた悩みました。
結局、とりあえずはそんな将来のことを考えずに友達からでと、相手を知ることから始まった恋愛でした。一度、見分を広めるきっかけとなった広い世界へ行ったことがあるので、そこで私の考え方はかなり影響されたと思います。
比較的ルールが好きで、人と同じことをすることに安心感を抱く日本の文化がありますが、私は当たり前を当たり前だと初めから思わないような人にあこがれています。
人生の中にはたくさんの選択肢があるから、逃げたくなったらそのうちのどれかをきちんと選べるような人と結婚したいです。
私の好きな人がそうであるのか、まだそんな踏み込んだ話はしたことがないためわかりませんが、好きだからといって無理に相手に合わせようとは思っていません。こんな私の考えが気に入らなかったらそれは受け止めようと思います。
