そこそこに有名な漫画家と付き合っていた過去を言いたくなるけど
2018/02/20
とある、そこそこに有名な人と付き合っていたことがあります。芸能人ではありません。芸人でもありません。テレビにしょっちゅう出る人でもありません。などと言っていますと、非常にまどろっこしい感じになりますと、もうこの際だから言ってしまいますと、とある漫画家さんと付き合っていたことがあるのです。
「えー、漫画家ー?売れてないんでしょ」と、言われてしまうことでしょう。確かに鳥山明さんですとか、手塚治虫さんほどには売れていませんよ。でも、「そこそこに売れている」と言ってもいいぐらいな漫画家さんだとか思います。
けれど、本名で漫画を描いているわけではありませんし、メディアにしょっちゅう登場しているわけではないので、言うなればまあ「家族に言ったところでわからないけれど、弟や妹は知っている」ぐらいの漫画家さんです。
ですから、私がこれまでに経験した「人には言えない様な恋愛話」といわれれば、その漫画家さんとの恋愛話ですね。だってそもそもの出会いがネットですから。ひとつ言っておきますと、男女での出会いを求めるいわゆる出会い系ではありません。また、SNSを通じての出会いでもないです。
自分のファンの子にSNSを通じて直接コンタクトをとるような有名人もいるとは聞きます。しかしそうではなくって、私とその「そこそこに有名な漫画家さん」との出会いはゲームです。オンラインでゲームを一緒にしているうちに、なんだか付き合いが長くなっていったのです。そこまでで3年は超えていました。
それでダイレクトメールにてコンタクトをとるようになり、それで次は携帯電話でやりとりするようになったのです。二人ともガラケー持ちだったことも、意気投合した理由なのですけどね。今にして思えばくだらないことですが。
ここまで書いていて、多くの人が「それのどこが人には言えないことなのか?」と、思うことでしょう。恋愛内容自体は他愛もないもので、その後直接会うようになっていろいろして、そして次第にお互いが遠慮がなくなり、ストレスがたまる相手となり別れました。
「人に言えないなー」と思うのは、付き合っている時には漫画の中で結構、融通してもらっていたことです。「私に似ているキャラを描いて」とかではなく、展開に口出しするようなものでもないのですが、私似のモブキャラ、それにページの隅の私と彼にしかわからない記号的なものは入れてもらっていましたね。言えるところではそのぐらいで。
今ではさらにその漫画が有名になっちゃっていますので、時々「私、この人と付き合ってたんだよー」とかネットで言いたくなることもありますけど、私が話しているとすぐバレることでしょうから、「いっちゃダメだよなあ」と堪えています。