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体験談

既婚者と知りながら付き合っていたときのこと

2018/03/16

男女

大学卒業後、新社会人として働き始めました。私が当時勤めていたのは食品関係の会社で、営業事務をしていました。まだ右も左もわからない私は毎日の仕事をこなすのが精一杯で、帰宅する頃にはヘトヘトでした。

入社して半年が経った時、私の不注意で大きなミスが発覚しました。そのことで営業マンがお客様の所へ謝罪に行かなくてはならなくなりました。

私は上司からの叱責で済みましたが、営業マンには申し訳ない気持ちでいっぱいでした。なんとかお客様の信用は取り戻せたとのことでしたが、私はその営業マンが会社へ戻るのを待ちました。営業マンが戻ってきた時、もう外は暗くなっていました。

私は彼に駆け寄り何度も謝罪の言葉を言いました。その人はすごく温厚な方だったので、「こちらこそ、謝るために待ってくれていたとは知らなくてごめんね。」と言われました。

そんな優しい言葉を投げ掛けてもらえるとは思っても見なかったので、つい私はその場で泣いてしまいました。入社して半年、少し疲れもたまっていたのだと思います。彼はびっくりして、大丈夫大丈夫!と繰り返しました。

そしてもう遅いから近くまで送ると言ってくれました。車内では特に何も話しませんでしたが、今思えばその時既に私は彼の優しさに一目惚れしていました。その一件から、私と彼は廊下で会ったりすると仲良く話すようになりました。彼は20代後半で、年齢もキャリアも私より大先輩でした。なのにいつも物腰優しくて、私はそんな彼にすっかりなついていました。

ある日、彼から食事の誘いがあり、私は有頂天で出掛けました。私服で会うのは初めてのことです。私は勝手にデートだと思い込んでいました。でも、彼から打ち明けられた話は「僕は既婚者だけど、君が好きになってしまった。」というものでした。

すごくショックでしたが、私のことを好きだと言ってくれていることの方が嬉しくて、私は彼が既婚者だと知りながら付き合ってしまいました。勿論周りには誰にも話していません。

彼とのデートは専らホテルか、遠方へ行くかのどちらかでした。知り合いに会うのを避けるためです。彼は、妻とは別れると言っていましたが、なかなか実現せずダラダラと1年が過ぎました。その間私は毎日毎日悩んでいました。別れたいのに別れられない苦しさに精神がおかしくなりそうでした。でも彼に求められるとやはり嬉しくて、一緒にいてしまうのです。

ある日、寝ている彼の携帯が鳴ったので何気なく見てみると奥さんからのメールが表示されていました。そこには「赤ちゃん順調だよ」という文章が。

それを見た私は何かがプツリと切れたように泣いてしまいました。彼は、奥さんと別れるどころか子供をつくっていたのです。結局私はその程度だったということを突き付けられました。
私は彼にさよならを言い、引き留める彼を振り払いました。

そして仕事をやめ、しばらくは自責の念にかられながら生活をしていました。もうあのような付き合いは二度としたくありません。

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