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体験談

トランペット奏者になる夢を追いかける彼が大好きだった私

2017/08/10

OKサインをする女性

私と大好きだったその彼の出会いは、中学校の吹奏楽部でした。彼はトランペット、私はクラリネットで楽器のグループは違っていましたが、当時彼はとてもイケメンで吹奏楽部のアイドルだったので、私は彼の存在を知っていました。

そんな私と彼が急接近したのは中学2年生の夏です。3年生が引退をして、新しい部長に私が任命されて、副部長にその彼が就いたのです。部員数は80人を超えていたので、二人でこの人数をまとめていくために、休日も返上して色んな話し合いをするような仲になりました。

しかし、まだ私はこの時、彼に恋愛感情は全くなく、他の男子と付き合っていました。私が異性として彼を意識し始めたのは、彼が中学校を卒業するころでした。

彼のトランペットの腕前は、正直あまり上手とは言えなかったのですが、本人はものすごくトランペットを愛していて、高校の進学先もトランペットを専門にしている、音楽教師のいる学校を選んでました。彼の夢はプロのトランペット奏者になることで、本気でその夢を実現していこうとする姿に私は惚れてしまいました

私たちは高校は別々になってしまっていましたが、彼は高校吹奏楽部で、私は一般楽団での演奏活動を通じて、共通の舞台に立ったりしていました。

女子高に進んでいた私は、一途に他校に通う彼を想っていました。告白をしたかったのですが、彼にはすでに彼女がいたので、できないままでした。しかし、高校3年の秋に彼の彼女が浮気をして別れたという話を聞いたことと、彼が大学を東京芸大に決めたと聞いて、このままでは会えなくなってしまうと私は焦って思い詰めて、告白を決意しました

携帯電話がまだ普及してない時代なので、家の外の公衆電話から彼に電話をかけました。まわりくどいことは言わず、ただ、大好きだから付き合ってと告白しました。

しかし彼の答えはノーでした。理由は一緒に居過ぎて女性として見れないからと言われました。すごくすごくショックでした。あまりに他の女性達より、私は距離が近い存在だったために、彼の中で私は異性として見ることが出来なくなってしまっていたようです。

フラれたときは素直に電話を切ったのですが、やはり好きで好きでたまらなかったので3月にもう一度告白をしました。でも結果は変わらず玉砕をしてしまいました。

それから数年後、彼は無事に東京芸大に合格して東京で生活してるとの噂を聞いていました。

私は社会人になって東京で働いていました。ある日の文京区でのお祭りの日、軽快ですごく上手なトランペットの音楽が聞こえてきたので近づいてみると、二回目フラれてから一回も会ってなかった彼がお祭りのステージに居ました。

そこで、お互いに目が合って存在に気づきましたが、私にはもう、新しく付き合っていた彼がよこに居たので、言葉を交わすことなく、彼の見違えるように上達したトランペットの音楽を聴きながらその場をあとにしました。

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